2018年05月04日

ペルーティアラ

ペルー北部、ロレト州とアマゾナス州にまたがるアマゾン
川の源流に位置するマラニョン渓谷にて栽培されています。   
ここは標高1500〜1700mの高地、寒暖の差が激し
く実が引き締まり、甘味が強く、しかも刺激のない柔らかい
味を醸し出します。          
昔ながらの有機栽培にて育まれたコーヒーは、バランスが
良くソフトでクリアーな美味しさをお楽しみ頂けます。

ペルーティアラの大きな特徴が2つあります。
説明にも書いています「甘味」と「クリアー」。

しかしこの2つには矛盾があって、元々の豆の性質上
比較的クリアーな味わいになりやすい豆は、少しでも焼き
が深くなるだけで、たちまち苦味に振れてしまいます。

でも、甘味を引き出す為には適切な火力と時間で豆に負荷
が掛かり過ぎないように火を入れて、不要な酸味を消し、
適度な酸味含んだ味わいを残さなければいけません。
この矛盾を克服する為に、けっこう試行錯誤してきました。

そんなこんなで引き出された「甘味」が凄いんです。
キャラメルやブラウンシュガーにレーズンやビスケットを
合わせたような味わいと香りで、濃密なコクが余韻に深く
広がります。
しかも潔いキレがある。

ティピカ種かまたそれに近いルーツのコーヒー豆には同じ
ような特徴を感じます。

皆様も是非お試し下さい。

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posted by mamemundo at 00:55| Comment(0) | コーヒー豆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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