今回のお話は「チップ」の語源について。
そう、皆さん良くご存知のサービスしてもらった後の報酬の事です。
しかし、この話は描こうかどうか迷いました。
私が「チップの語源」について初めて知ったのは、今回参考にさせて頂いた
伊藤 博さんの「コーヒー博物誌」でした。
20年程前、コーヒーを勉強し始めたころ読んだ本で、その当時この話を読んで
素直に「へえ〜」と思い、とても印象に残ったのです。
その後チップの語源に関しては諸説ある事を知りました。
しかし初めて知った説が「偽りである」と書かれているのを見た時はショックでした。
でも語源については俗語のため「不明」という説もあり、正直何をもって
「偽り」と断言しているのかが分かりません。
それに、ほかの説にはドラマもユーモラスもありません。
と言ったも今回ご紹介する説が「正しい」という訳でなありませんが、
少なくても人間味とユーモラスは感じて頂けると思います。
< 今回の補足 >
この話の舞台は17世紀〜18世紀のイギリス。
この当時、イギリスには2000〜3000店もの「コーヒーハウス」が
存在していたそうです。
当時の「コーヒーハウス」は社交と情報交換の場として最適であらゆる階級・職種の
人達でとても賑わっていたそうです。
そんな賑わいの中、この「チップ」の習慣が生まれたという訳です。
この補足読んで「あれ?」と思った方。
そうです。
イギリスでコーヒーハウスなんです。
イギリスと言えば「紅茶」ですよね。
その話は後程・・・。
2014年10月19日
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