「すっかり」、と言うより「突然」と言った方が良い程、
急激に季節が変わってしまい寒いです。
寒くなるとコーヒーも美味しくなり、「ホット一息」と恋しくなります。
そんな時、ブラックもいいけど「カフェ・オ・レ」もおすすめ!。
ちょっと濃いめのコーヒーにたっぷりのミルク。
気持ちも体もほっこり。
今回は、その「カフェ・オ・レ」の始まりのお話。
<補足>
結構大胆にまとめた形になりました。
17世紀中期、当時フランスではコーヒーが「人間の心身にとても悪い」と
言うイメージだったようです。
そのイメージを与える原因となったのか?は定かではありませんが、1669年の記述に
「フランスのコーヒーは、熱く黒いねばねばした液体であって、シロップで粘りを加えた泥である」。
そこまで酷い飲み物であると言わんばかりの表現で書かれた物体が、正直「体に良い」とは
思えませんよね。
そんな最悪なイメージのコーヒーをモナン医師は、
「百歩譲ってコーヒーが体に悪い物と認めよう、しかしフランスには豊穣と清純なシンボルの
雌牛と牛乳があるではないか。よくかき混ぜてコーヒーの毒性を相殺しよう!」
とかなんとか、半ば強引とも思える説明から「カフェ・オ・レ」の作り方と飲み方、そして
病人に対しての効果効能まで教えたようです。
美味しくて栄養のある飲み物として始まったカフェ・オ・レは、その後フランス人の定番メニューと
して飲まれるようになったそうです。
そんなカフェ・オ・レ伝説とは別に、1660年ごろ中国に派遣されていたオランダ大使の
ニューホッフさんが、お茶にミルクを入れて飲んでいるのを見てコーヒーに初めてミルクを
入れて飲んだと言う話もあるそうです。余談ですが・・・。
※今回の参考文献・・・帝国飲食料新聞社コーヒー大辞典、オールアバウトコーヒー
2013年11月17日
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