先月、東京帰りのお客様から
ある一軒の有名なコーヒー屋が閉店する事を聞いた。
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
とにかくビックリ!。
話によると建物の老朽化が原因で取り壊されるらしい。
僕も数年前このお店を訪れた時の感動を「コーヒーよもやま話」として
書いた事があるが、重厚な店内はまさに「年輪」。
まるで樹齢何百年の大木を「ただ」切り倒してしまう気分。
もちろん、来店されたお客様の記憶には「しっかり」刻まれているでしょうが、
「あの雰囲気が活かされないまま壊されるのか?」と思うととても残念です。
味、雰囲気、そして抽出へのこだわりは「コーヒー道」そのもの。
このお店のこだわりを継承された方がお店をオープンされるかもしれないし、
オーナーさん自身がまた再開されるかもしれないし、
そんな期待を持ちつつ、その日を待ちたいと思います。
今回のマンガは、こちらのお店でも使っておられる「ネルドリップ」について。
お客様から本当によく聞かれます。
「ネルドリップって美味しいんですよね?」
「ネルドリップって何がいいの?」
「ペーパーとの違いは?」
そんな疑問の「見て」分かる部分をご紹介。
<今回の補足>
ネルドリップに限らず、最近のコーヒーは、
この「コーヒーオイル」と「パウダーコーヒー(微粉)」が美味しさのキーワードになっています。
それは某N社のインスタントも。
プレス式コーヒーやエスプレッソその他メッシュフィルターを使う器具は、
この「コーヒーオイル」と「パウダーコーヒー」と楽しむ為に使います。
もちろん、ここで重要なのが「適度であるという事」。
その「適度」に最も近い存在が「ネルドリップ」で抽出されたコーヒーであると
私は思います。
抽出にはそれなりに「テクニック」と称する技能が必要にはなりますが、
それもまた美味しさのひとつ。
興味のある方は是非!!
2013年10月14日
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